3.回収主体者

金川貿易保険事務所

  1. 支払遅延通知日を境にして回収のやり方をどのよう
    にしますか?
  2. 支払遅延通知時に保険会社に対して全面的な回収
    介入を希望しますか?
  3. バイヤーからクレームの提起を受けた場合、そのク
    レームを解決しますか?
  4. 保険会社のブランド力を利用したデマンドレターが
    奏効しますか?
  5. 保険会社のデマンドレターにあまり期待できない場
    合、取立専門会社であるサービサーを利用しますか?

第3番は回収主体者です。それは支払遅延通知日を境にして異なります。支払遅延通知前はセラーが回収主体者です。そして、支払遅延通知後はセラーの希望により保険会社が全面的な回収介入を行います。そのときの回収主体者は保険会社です。結果的には、回収業務を保険会社にアウトソーシングしていることを示しております。この場合、現地駐在員が回収にあたるという選択肢も考えられます。