7.クレジットリミット

金川貿易保険事務所

  1. クレジットリミットの有無によりどのように対応します
    か?
  2. バイヤーの与信力を高めるために例えば保険会社
    の現地店のアンダーライターによるバイヤーの財務担
    当責任者に対するインタビューを段取りできますか?
  3. クレジットリミットの有効期限付きの場合、当
    該有効期限の理由を確かめた後、改めて申請し
    ますか?
  4. クレジットリミットの設定が積出し前に間に
    合っても、「一部承諾」や「拒絶」の場合、保険の
    かからない部分に対して与信取引を見直します
    か?
  5. クレジットリミットを設定してもらっていないと
    きに積出した案件は除外し、売上高報告書を提
    出しますか?

第7番はクレジットリミットです。それは、損失額の上限として決めるものです。そして、セラーは1年単位における最高債権残高+充分に余裕のある額でもって希望額を申請し、保険会社によって設定してもらうものです。しかし、バイヤーの信用力の変化やカントリーリスクの増大に伴って、保険期間の期中に減額や撤回されることがあります。その場合、ペンディング・オーダー特約を付加しておりますと、減額は事後承認、撤回は事前承認により、最大3月間の適用が猶予されることがあります。それは、その間に積出し、対象バイヤーが不払いを起こしても「不てん補扱い」になるものではありません。