7.クレジットリミット
第7番はクレジットリミットです。それは、損失額の上限として決めるものです。そして、セラーは1年単位における最高債権残高+充分に余裕のある額でもって希望額を申請し、保険会社によって設定してもらうものです。しかし、バイヤーの信用力の変化やカントリーリスクの増大に伴って、保険期間の期中に減額や撤回されることがあります。その場合、ペンディング・オーダー特約を付加しておりますと、減額は事後承認、撤回は事前承認により、最大3月間の適用が猶予されることがあります。それは、その間に積出し、対象バイヤーが不払いを起こしても「不てん補扱い」になるものではありません。