1-3.損失額はどうなりますか?

金川貿易保険事務所

(3)第3グループの事例

漫画画像03

ここでは、損失額は契約単位で支払期日別の貨物代金額で500万円になるか、それとも債権単位の総請求額1000万円になるかどうかです。
公的保険では、1000万円の契約に対して支払期日別に500万円に分解した2本として「事故扱い」⇒「請求扱い」です。その後に回収金の受領により「回収扱い」したものです。(格付変更申請⇒支払限度額の復活申請。)
また、民的保険では、2本の支払期日分を1000万円で統合した総請求額として「事故扱い」し、「請求扱い」に備えていたが、回収金の全額受領により「請求扱い」から解放されたものです。(クレジットリミットの復活申請。)
2スキームで関心のあるのは、回収金の全額受領により「信用力の復活と見なし」オンライン復活申請するところです。