ここでは、「事故扱い」のタイミングは取引単位における貨物代金額の未回収額や最初の請求日からとらえた最長決済期間における不払いと見なした未収債権のとらえ方によります。
公的保険では、「事故扱い」のタイミングは支払期日から最大４５日以内であって、ユーザンスに左右されることなく、そのタイミングは比較的早くなるかもしれません。（逐次通知）
民的保険では、「事故扱い」のタイミングは最長決済期間から最大３０日以内ですが、それが最初の請求日（通常「船積日」）に連動しております。そこでは、未収債権のもとで通常の支払期日から最長決済期間にあたる「不払いと見なす日」に不払いとらえることに比較的遅くなるかもしれません。（一括通知）
　２スキームで関心のあるのは、「事故扱い」が免れることにより例えば継続的取引の期待できるところです。