D.トップバイヤー
ここでは、支払限度額を対象バイヤー別の専用枠とするか、それとも対象バイヤー全部の共通枠かどうかです。
公的保険では、対象バイヤー別の専用枠です。保険コストは通常バイヤー別支払条件別に保険料率の計算式y=ax+bのもとでxはユーザンスであり、それにスライドした変動料率のものです。
民的保険では、対象バイヤーに係る共通枠です。保険コストはバイヤーの共通枠のもとでどんなバイヤーでも同一の保険料率のもとであり、コスト計算がし易いと言えます。
2スキームで関心のあるのは、リスクの小さい案件は早めに回収し、リスクの大きい案件に対して回収主体者をシフト(セラー⇒債権回収会社)することにより損失額の圧縮を図るところです。