貿易保険コンサルタント金川徹(金川貿易保険事務所) 電話番号03‐6365‐1631 FAX番号042‐382‐9110
アフター5のセミナー用に制作した「漫画モデルケースで分かる動画セミナーの着目点」を総論として編集したものです。A.保険対象額 |
保険対象範囲は取引単位とした貨物代金額とするか、それともその貨物代金額を統合した債権とするかどうかです。 |
B.予想売上高 |
保険をかけるときに保険会社の関与度合が多いかどうかです。 |
C.与信のピーク |
保険関係に対する歯止めが多いかどうかです。 |
D.トップバイヤー |
支払限度額を対象バイヤー別の専用枠とするか、それとも対象バイヤー全部の共通枠かどうかです。 |
E.「事故扱い」のタイミング |
「事故扱い」のタイミングはユーザンスの長短により左右されるかどうかです。 |
F.「請求扱い」のタイミング |
「請求扱い」のタイミングは「事故扱い」から比較的短いか、それとも比較的長いかどうかです。 |
1.損失額:損失額はどうなりますか? |
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①損失額の圧縮 | ②継続的取引の保障 | ③「請求扱い」前に全額回収 |
2.回収主体者:自主回収機関はどうなりますか? |
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①与信力と延長可能期間 | ②内容変更通知の効果 | ③「事故扱い」の遅速オプション |
3.与信設定額:与信枠や与信設定額はどうなりますか? |
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①「最新の財務データ」の非開示企業への働きかけ | ②カントリーリスクの余波を受けたときの対応 | ③期中における信用度の変化時の対応 |
4.支払限度額:支払限度額はどうなりますか? |
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①トップバイヤーによる支払限度の意義 | ②同時事故防止の意識の涵養 | ③支払限度額における残枠の維持 |
5.保険手続:保険手続はどうなりますか? |
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①待機期間の長短による回収のタイミング | ②自主回収期間の長短による節目の活用 | ③回収主体者をシフトした後の回収方策 |
(注)取引信用保険では、外資系損保会社及び日系損保会社(外資系損保会社との業務提携)も取り扱っておりますから、ここで紹介する項目は保険会社により商品の独自性等を発揮して異なることがあります。